「肘内障(ちゅうないしょう)」ってご存知ですか??
俗に言う腕が抜けたという状態のことです。
ぷーまま家の長女は抜けやすいようで初めて肘内障になったのは生後5ヶ月の、寝返りを打ったときでした
その後も繋いでいた手を急に引っ張って方向転換しようとしてきたとき、
イヤイヤ期で床に寝っ転がろうと全体重を繋いだ腕にかけてきたときなど…
計4回、肘内障になっています
肘内障とは何か?その時の様子やどのような対応をとったのか?ご紹介したいと思います
娘は他のトラブルとして、消化管アレルギーにもなっていて、そのことについてはこの記事にまとめています
肘内障って何?
肘の骨の一番上の骨頭部というところが、肘の輪状靱帯(りんじょうじんたい)という靱帯(じんたい)から外側へずれることで起きる「亜脱臼(あだっきゅう)」のことをいいます
2〜6歳の子供に多いとされています
我が家では生後5ヶ月〜1歳9ヶ月で4回なったから年齢はあくまで目安だよ!
どれも子育てしてるとよくある状況ですよね
肘内障になりやすい子はいますが、どの子も骨格が発達するにつれ、起きなくなっていきます。
肘内障になったときの様子
- 抱っこすれば泣き止むのに、泣き止まなかった
- 泣き方がいつもより激しい
- 腕に触れると余計に激しく泣く
- よく見ていると片方の腕をだらんと下げている
肘内障になった腕は下に下げていると痛みが起きません
逆に、子ども自身がおもちゃを取ろうなどと少しでも腕を上げようとすると痛みにより泣き叫びます
肘内障になった時、どう対応した?
初めてのときは何故泣いているのかわからず、まずは小児科に電話して診てもらいました
小児科の先生は整復ができなかったので、大きい病院の整形外科を紹介されてすぐに受診
整形外科で診てもらうと「肘内障だね。整復するね」と一瞬で治してもらえました
2回目以降は、「また肘内障かな?」と可能性を考えられるようになり、冷静に観察して、肘内障かなと思ったときは整形外科に行くようにしています
子どもはじっとしていられないので痛がりながらも動かしている間にハマっていることもありました
病院に着いてから、「元通りになってるね」と言われることも多々
治って子どもが痛みから解放されたなら結果オーライなので全然恥ずかしくないよ!◎
どんどん病院頼ろう!
肘内障になって時間が経ってから治そうとすると整復に時間がかかることもあるので早めに受診が大事です
整復してもらったあとはピタリと泣き止み、腕もあげられるようになり、いつも通り遊んでいました
肘内障かなと思ったら確認していること
- 熱や嘔吐など他の症状がないこと
- 腕を上に持ち上げようとすると痛がること
- 直前に落ちたりぶつけたりしていないこと
- 痛がるところが赤くなったり腫れたりしていないこと(腫れたり内出血している場合は肘の骨が折れていることがあるため)
昔は腕が抜けたら引っ張ってはめればいいと言われましたがそれは間違いです
引っ張ると悪化することもあるので病院を受診しましょう
まとめ 赤ちゃんから小学校入学頃なりやすい「肘内障」〜生後5ヶ月で整形外科に駆け込む〜
まだ言葉で症状を伝えられない子どもは泣くことしかできません
普段の様子をしっかり把握しておくことで「いつもと泣き方が違う」「いつもより身体が熱い」「顔色悪いな」など異変に一早く気づくことができます
守ってあげられるのは大人です
心配なときは遠慮なく病院を頼りましょう
以上、ぷーままでした𖧷˒˒
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