出産したあと乳腺炎には気をつけてねと一度は言われたことがあるはず…
私は一人目も二人目も完母(母乳のみ)で育てましたが、第二子のとき初めて乳腺炎になりました💦
こんなに辛いものだと思っていなくて大変な思いをしたので、誰かの役に立てればいいなと思い、体験と回復するための対処をまとめました!
真夏に震えが止まらない。乳腺炎体験談
- 左脇下の激痛(触らなくても痛い)
- 39℃の発熱
- 真夏なのに毛布に包まっていてもガタガタ震える
- 授乳時、息が止まるほどの激痛
- 乳房が岩のようにガチガチに硬くなる
授乳中にも飲める鎮痛剤のカロナールがなかったけど、受診できる状況じゃなかったからひたすら授乳して耐えてたよ🥲
対処法
- ひたすら授乳(たまった母乳を出すため)
- しこり部分をマッサージしてほぐす
- 脇の下を冷やす
- たくさん水分をとる
- 授乳以外は毛布にくるまって安静
悪寒でガタガタ震えてたからものすごく体力削られました…
発症したのが日曜日だったので、微熱はありましたが少し楽になった次の日に乳腺炎外来を受診しました。
症状を伝えて、妊娠時のエコー検査と同じものを乳房にして検査をしました。
結果はうっ滞性乳腺炎になり、発熱があるので化膿性乳腺炎にもなりかけているということでした。
乳腺炎って??
多くは授乳に慣れていない初産婦によく起こります。
また、急性の慢性のものがあります。
急性うっ滞性乳腺炎(急性停滞性乳腺炎)
分娩後1週間以内、初産婦に多くみられます。母乳が乳腺内に溜まることで発症します
乳房の腫れや痛み、熱感、しこりを引き起こします。
出産後に乳汁が乳房に溜まり(うっ滞)、炎症を起こすものです。
母乳の通り道である乳管が十分に開いていない、赤ちゃんが母乳を飲む力が弱いなどの理由で乳汁が溜まりがちになるためです。
主に、出産後数日の間に症状があらわれます。
授乳中に痛みを伴いますが、授乳をやめるとさらに乳汁がたまって痛みが増す悪循環となってしまいます。
急性化膿性乳腺炎
分娩後2週間以後に多くみられます。
乳頭や乳管にできた傷から細菌(黄色ブドウ球菌がもっとも多く、レンサ球菌、大腸菌など)に感染することで乳腺が炎症を起こし、発症します。乳房が赤くはれて痛んだりします。
会陰切開の痛み、痔、乳腺炎…産後も痛いことが多いね🥲
検査方法
血液検査、超音波検査などを行い、膿(うみ)のかたまりができていればその液を針で吸引して原因菌を調べたり、炎症性乳がんではないことを確認するために細胞を調べます。
乳腺炎の治療🏥
急性うっ滞性乳腺炎(急性停滞性乳腺炎)の場合
軽度な場合は、バランスのいい食事と十分な休息、乳房をゆっくりとマッサージをしながら授乳を続けます。それにより自然に回復することもあります。
積極的に授乳し、赤ちゃんが飲み切れずに余ったら搾乳するなどして、乳房の中に乳汁が溜まらないようにしましょう。
ただし、絞りすぎると身体がもっと母乳を作らくちゃと勘違いして乳汁が更に余る悪循環となるので乳房の張りが収まる程度にとどめます。
痛みが激しいときは、消炎薬、鎮痛薬などを使用します。
急性化膿性乳腺炎にならないよう、乳頭や乳輪をきれいに拭いて清潔を保ちましょう。
急性化膿性乳腺炎の場合
授乳をやめて、抗生物質や解熱鎮痛剤による治療を行います。
炎症が持続して重症化したり、乳腺内に膿が溜まる乳腺膿瘍、または乳輪下膿瘍になった場合は、切開して膿を出す処置が必要な場合もあります。
まとめ
乳腺炎は、お母さん自身が腫れや痛みでとっても辛いものです。
また、症状が重くなると治療で授乳を中止しなければならない可能性があるため、赤ちゃんにとっても好ましくない状況になってしまいます。
できるだけ早く軽度な状態のうちに専門家に診てもらって対処し、悪化しないようにしましょう🙏
以上、ぷーままでした𖧷˒˒
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